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ネットワーク アーキテクチャ考 (33) 分散クラウドとエッジコンピューティング
アーキテクチャ分散クラウドまたはエッジ コンピューティングにより、データをユーザの近くに偏在させ、または、データを生成元の近傍で処理することにより、遅延を縮減し、プライバシー保護やデータの地産地消を実現します。この「データの偏在」は、”Data Intensive Architecture” の重要な構成要素でもあります。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (32) NaaS – Cloud Native 時代のネットワークシステムのあり方
アーキテクチャCloud Native 時代、マイクロサービスアーキテクチャ、イミュータブル インフラストラクチャ、宣言型 API、などが中心的原理になり、システム構成や設計方法論が大きく変化しています。それに伴い、ネットワークシステムのあり方はどう変化するでしょうか。ネットワークも、宣言的 (declarative) に、そして as a Service として、必要なときに必要なだけ、迅速性をもって提供されることが求められると思います。そのような中、登場したのが “NaaS” という概念です。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (31) フルリモートワークとインターネット速度事情とコンピューティングの分散
アーキテクチャフルリモートワークとなり、自宅のネット速度を測ってみるとあまりの惨状に愕然。そこで、この機に速度改善プロジェクトを実行しました。涙ぐましい試練(?)の結果、速度自体は大きく改善したものの、あまり体感変わらず。。コンピューティングの分散、データ中心アーキテクチャの重要性を再認識することになりました。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (30) Data Intensive Architecture へ
アーキテクチャついにこの連載も節目の30回目となりました。現在私が推進したいと思っているのは “Data Intensive Architecture” への方向づけです。これからのネットワークシステムについて、接続自体はできる限り Simple かつ Stateless に実現し、その上で、どのようなデータ(コンテンツ、センサーデータ、テレメトリ情報)をどのように収集・配信、蓄積、分析・活用するか、という「データ中心」の視点と考え方が求められると考えています。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (29) 非アーキテクト検出キット
アーキテクチャ最近、「アーキテクト」という職名を目にすることが増えてきました。アーキテクチャ的視点、アーキテクチャ設計の重要さが広く世間に認識されていることの証左であり、すばらしいことです。しかし、あまりにもアーキテクトが増えすぎると、職名自体がコモディティ化してしまい、本来アーキテクトが目指すものが曖昧化してしまう可能性があります。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (28) Architecting SRv6 !
アーキテクチャSRv6が熱くなってきました!2019年1月の JANOG43 では、Segment Routing 創案者である Clarence Filsfils も来日し、オペレータ、研究者、オープンソース等による実装者、ベンダーなど、様々な立場から Update Session を行わせて戴きました(「SRv6 最前線」)。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (27) Advent Calendarとシステム理論 – 再び
アーキテクチャ年末といえば Advent Calendar!Advent Calendar には、システム理論の本質的なことを書くことにしています。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (26) Dis-Aggregation Again! – 分解、そして新たなつながり
アーキテクチャ現在の Dis-Aggregation の潮流は、コンピューティング分野での実践などに大きく端を発しています。一方、ネットワーキング分野では、ハードウェアとソフトウェアの分解以外にも、至るところで分解が起こっています。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (24) 壁を取り去る – Architects Innovation Forumより
アーキテクチャこれからのネットワークアーキテクチャの変革について考えるフォーラム「Architects Innovation Forum」を開催しました。
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