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ネットワーク アーキテクチャ考 (14) 「『仮想化』は何のため(再び)、そして変革へ」
SDN仮想化ならではの恩恵を活かすためには、現在のプロセス モジュール構成でよいのか、そのまま VM に載せるのではなくコンテナとして実装した方が良いのではないか、プログラミング パラダイムやコーディング手法自体を見直した方がよいのではないか、などのことを、じっくり吟味する必要があります。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (13) 「仮想化:性能面の課題」
SDN前回の投稿では、仮想化における運用面の課題を書きました。今回は、もう 1 つの大きな課題である性能面を検討します。
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ネットワーク アーキテクチャ考 (12) 「仮想化:運用面の課題」
SDN仮想化は目的ではなく、アーキテクチャ変遷における一つの通過点と捉えています。とはいえ、ネットワーク機能の仮想化により、下記のようなメリットを実現できる可能性があります。
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【Cisco Connect Japan 2014】企業向け SDN コントローラからインタークラウドまで!
ネットワーク管理いよいよ今週開催となりました「Cisco Connect Japan 2014」。ビジネスとテクノロジーの両面から、様々なセッションが凝縮して行われます。まだ登録可能なセッションもあるようなので、ぜひご登録の上、ご来場ください! SDN 関連のハンズオン セッション開催 技術関連では、今年はハンズオン セッションが併催されています。私が担当するハンズオン「企業向け SDN コントローラ」は、来年リリース予定の企業向け SDN(Software Defined Networking)コントローラである APIC(Application Policy Infrastructure Controller)エンタープライズ モジュールをハンズオン付きでご紹介する、という大胆なものとなっています。 ソフトウェアは開発途中のベータ版を使用します。そのため、未完成な感じ(!?)がするかもしれません。それでも、長年
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アプリケーションの提供および手段の改善
データセンター/仮想化この記事は、シスコのデータセンター担当ソリューション マーケティング マネージャであるジョアン・スターク(Joann Starke)によるブログ「 Improve the Ways and Means of Application Delivery」(2014/5/19)を意訳したものです。 企業は今日、データセンターの広範な見直しを進めています。インフラストラクチャからソフトウェア、プロセスまで、すべてが対象となり、データセンターをビジネスに役立たせる方法といった、もっと根本的な問題も注目されています。この動向の要因の 1 つに IT の自動化があります。IT の自動化は不可欠な要素です。自動化なくして効果的な IT はありえません。IT
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Application Centric Infrastructure をサポートする Cisco UCS Director 5.0 を発表
データセンター/仮想化この記事は、シスコのデータセンター&クラウド マネージメント担当のマーケティング ディレクターであるジェイソン・シュローデル(Jason Schroedl)によるブログ「Announcing Cisco UCS Director 5.0 – with Support for Application Centric Infrastructure」(2014/5/16)を意訳したものです。 今年もまたこの季節がやってきました。来週、サンフランシスコに約 22,000 人のカスタマーとパートナーを招き、ユーザのための年次会議 Cisco Live を開催します。この会議は重要な発表を行う場でもあり、今年も例外ではありません。このイベントはまだ始まっていませんが、ちょうど今朝シスコは最初の重要な発表を行ったところです。 シスコは本日のプレスリリースにおいて、今夏リリースする新しいCisco
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企業ネットワーク・抽象化への取り組み
SDN2014年 6月に行われた Interop Tokyo 2014 では、企業向けポリシーコントローラの参考出展として、APIC エンタープライズ モジュールの紹介とデモを行いました。こちらのブログでも、前篇・後篇と二回に分けて紹介しました。 企業ネットワーク管理については、まだまだ実際のところ、Ping や SNMP(Simple Network Management Protocol)による装置管理が中心であるというお話をよく伺いますし、私もそうだと思います。ただ、この 5〜6年で、NetFlow や sFlow 技術を用いたフロー管理による可視化もようやく普及してきた感もあり、関連するお問い合わせも多くいただくようになっています。 加えて、データセンターや通信事業者のあいだで SDN(Software-Defined
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ネットワーク アーキテクチャ考 (11) 「『NFV』- 逆説に本質が宿る」
アーキテクチャ共起関係からは因果関係を帰結できないので、アーキテクチャ変遷が仮想化を要請するのか、仮想化がアーキテクチャ変遷を喚起するのかは分かりませんが、「ネットワーク サービスの仮想化」という側面から見ると、後者の様相が強いかもしれないです。
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Cisco ACI と L4-L7 サービスの連携
SDN今回は、ついに発売開始となった Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)について、L4-L7 サービス連係関連の情報を紹介します。「ACIってなんだ?」という方は、大平の記事を、ACI と OpenStack 連携に関しては畝高の記事をご覧いただければと思います。 どんな L4-L7 サービスと連携できるのか 前回のわたくしのブログの最後にご紹介したように、ACI のコントローラであるAPIC(Application Policy Infrastructure Controller)は Cisco Nexus 9000…
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続・シスコのデータセンターファブリック技術の進化
SDN前回のブログではデータセンター ファブリック技術の進化として vPC、FEX、FabricPath といったテクノロジーを中心にご紹介しました。今回は 7月末にいよいよ発売される ACI(Application Centric Infrastructure)をご紹介します。 Cisco ACI の構成要素 Cisco ACI ファブリックは、新しいハードウェアとなる Cisco Nexus 9000 シリーズと、専用のコントローラである APIC(Application Policy Infrastructure
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